やわらか金融道

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日記:なぜ?どうして?からだの不思議

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不眠が辛い。辛すぎる。元々は突発過眠傾向だったわたしでも眠れないことにこれほど悩むことになるなんて思ってもみなかったから、人生というのはわからないものだ。

そしてわからないものは怖いから、整理してみることにする。不眠を経験したことのない人間のイメージする不眠というのは、いわゆる「遠足前の眠れない状態」だと思う。何か脳内物質が出てしまって止まらないような。話が逡巡してまとまらないような。躁の場合の不眠はほとんどこれとイメージが近いと思う。実際にわたしも3日間躁状態Twitterをする手が止まらず、文章を書き続けたことがあった。もちろんぐったり何か持っていかれる感じはあったけれど、それならそれでいい。

問題は、うつの場合の不眠なのだ。これが信じられないほど辛い。何せ不安や考えの行き詰まりを感じているのに眠れない。目が開いてしまう。薄ぼんやりした考えが脳を通り過ぎていって、水でも飲むかと起き上がると15分しか経っていない……そういうことが起きる。夜は眠らないでいるには長すぎるのだ。しかも眠れないと翌日のパフォーマンスも地に落ちる。そんなわけで「眠ろうと焦る」という世にも奇妙な状態が発生する。

突発性の過眠を発症していたのは特に学生時代、苦手な先生の授業や興味のない分野に取り組んでいるときが多かった(だから多分、脳のキャパシティの問題なのではないかと思う)。今でもその印象が強い親なんかは、「本でも読んでいればいい」と言い放ってくる。

正直この歳になると興味のない本なんてはなから買わないのだ。最高に感受性が高まっている時に読みたい宝石みたいな本ばかりが積んである。こんなに脳が働いていない時に読んでも、想像にはとても繋がらず、単なる知っ得情報として流されてしまう。だから、退屈な読書や学習というのはありえない。

あるいはとても退屈な人間を連れてきて、その人に目の前で話をして貰えば良いのかもしれないが、そんなことをするお金も当てもないのだ。

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色々と試したことを書いておく。

①風呂に入ること

季節によっては有効。ただし冬は急に冷やされるのでかえって目が覚めてしまう。入浴剤なんかを併用するのが良いらしく、鎮静のハーブを配合した入浴剤なんかがこの世にはたくさん売られている。

②アロマ

お香や加湿器タイプ、布団にかけるタイプも含めて色々試した。いい匂いと眠りに落ちられる匂いというのは違うようで、結局カモミールとラベンダーに敵うものが見つからない。ヒバは昼寝に向いていてよかったけれど、火をつけて寝るのはちょっと怖い。

③薬

これが大問題だ。GABAは過剰な躁を抑えてくれたり、緊張をとってくれるような気がするが、眠りにまでは至らない。ウットとリポスミン、レスタミンを市販薬の中では試したが、全て耐性ができてしまい多めに飲んでももう効かない。本当に辛い。

レスタミンをたくさん飲んでいた頃はえづいたり頻尿になったりゲップが止まらなくなったりした。やはり薬は適量が肝心。

④酒

ウォッカテキーラなどの蒸留酒をしこたま飲んでいた頃は良かったが、吐いたり記憶が無くなったりするのが問題だった。肌にも影響が出る。

今は缶チューハイとジンをお守りとしておいているが、全く効果が感じられない。

どうにか眠れるようになりたいものだ。ちょうど明日通院なので、もう一度先生に相談してみたいと思う。