同人オタクのみんな、みんな無配作ってる?
この間のイベントは(委託を含めると)無配が6種あり、もはや紙ものを押し付けるサークルになっていました。
わたしが無配を増やそうとするたびに、「(知らない人に何かを押し付けられるのが)怖い」と言われるのですが、日記程度になぜこんなに無配を用意するのか?というのを書いておこうと思います。数年後に見返すのが面白いので。
※当然のことですが無配を作らないといけない、というような同人マナーを勝手に押し付ける気はありません。あくまでわたしが無配のメリットを語るだけの記事です。
立ち止まってもらいやすい
まあこれが最大のメリットだと思います。やっぱり同人即売会、なんでもいいから手に取ってもらいたい、坊主で終わるのは嫌……というとき、何かを渡せるのは大きな強みかな、と余っています。本当に興味がなかった場合、処分の一手間をおかけすることになりますが、まあそれは本(有料)も同じなので……。
コミュニケーションが取りやすい
無配といえども、好きなキャラや好きなカップリングで作るので、立ち止まってくれた人との会話の糸口が作れる!これは大きいことです。
通販も一般的な頒布方法になっている昨今、即売会にわざわざ参加しているのは、手に取ってくれる人、ジャンルが好きな人と少しでも交流したいからなので。
もうわたしは呼び込みをしている。一瞬止まってくれた方全員に声かけて渡しています。そこからお話しできたりしたら最高です。
「無」の時間が減る
小説中心のピコサーだと、やっぱり目当てにしてわざわざ来てくれる人は多くはないので、「無」の時間が発生することが多々あります。そのとき、スペース主がスマホをいじったり売り子の友達と話し込んだり……していた場合、スペースを回る側としては「忙しいのかな、後でまた来よう」と思って結果スルーして終わることがあるので、そもそも「無」の時間を減らした方がいいのではないかなと思いました。
じゃあ何でその時間を埋めるか?と考えたとき、やっぱりイベント参加者とコミュニケーションを取ることで埋めるのが、一番スペースに寄りやすくなる方法かな〜と思いました。今のところ。
楽しい
これが結局重要で、細々としたものを作るのが楽しいです。本だと気構えてしまう部分や、諦めてしまう仕様を、ポスカサイズやミニシールになら落とし込めるので嬉しい。
内容も本ほど気構えずに作れるので、気分でイベント三日前とかに増やせる!楽し〜!
ものづくりが好きだから同人誌を作っているわけなので、無配だろうがなんだろうが、作るのが楽しくないわけないんですよね。
他にも、「小説サークルはパッと見で傾向がわかりにくい、スルーされがち」とか、「もうなんでもいいから受け取ってもらって承認欲求を満たしたい」とかあるにはあるんですが、上記の理由の方が大きいかな、と思います。
もちろんお金はかかるので、無理の出ない程度に、ちまちま用意するのがいいのかなと思っています(流石に6種は多すぎ)。
これからまだまだ新刊を作るので頑張りたいし、無配も仕上げていきたいです!即売会当日が楽しみ〜〜